管理施設

メガソーラーとは

 太陽光発電の燃料は太陽光。燃料費がかからず、発電の際に発生する二酸化炭素の量も化石燃料の燃焼を伴う発電方法に比べると、格段に少ないのが大きなメリットです。

 施設も様々ありますが、「ソーラーファーム」や「ソーラーパーク」と呼ばれる大規模な太陽光発電所の中で、出力が1MW(メガワット=1000kW)以上の施設は一般的に「メガソーラー」と称されます。

 2010年代に入り、他の火力発電所、原子力発電所に比べて、比較的メンテナンスが容易で建物屋上にも設置できるなどの利点から電力会社以外の一般企業・自治体が、 売電用または自家発電用に太陽光発電設備を建設する事例が増えています。

環境を守り、次世代へ繋ぐために

 農業従事者の高齢化や担い手不足などにより発生してしまう耕作放棄地。対策を打たなければどんどん荒地が増加していくことでしょう。

 当社が管理する「宮城県大和町小鶴沢柳沢MS発電所」は、このような荒地になりかけていた耕作地を活用し、新たに森林を切り開くことなく作られたメガソーラー施設です。

 メガソーラーの建設には広大な用地を必要としますが、二酸化炭素を吸収してくれる森林を伐採して土地を確保するのでは「環境にやさしい発電」とは全く言えません。

 環境を守り、土地の有効活用による地域の振興の一端を担えるように、私たちは日々考えています。

宮城県大和町小鶴沢柳沢MS発電所の概要

所在地 宮城県黒川郡大和町鶴巣小鶴沢字柳沢 地内 小鶴沢柳沢MS発電所
出力 約1,800キロWp(約1.8メガWp)
年間総発電量
(予測)
約1.8ギガWh
(一般家庭約580世帯分の電力)
敷地面積 約55,000㎡
稼働開始 平成29年度